Windows Server バックアップのスケジュールを任意に設定する

Windows Server バックアップでバックアップスケジュールを作成する際、下図のように最大で取れるバックアップ間隔は最大1日までとなっています。頻繁にバックアップを取りたくない場合は1週間単位や1か月単位で指定したいところですが、残念ながらここではそういった設定はできません。

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ここのバックアップ スケジュールは設定を行うと実はタスク スケジューラーに設定されています。ということはそこの設定を変えれば自由にスケジュールを変更できるということです。

場所は「Microsoft」-「Windows」-「Backup」に「Microsoft-Windows-WindowsBackup」が作成されますのでこれを直接変更してください。

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週1で実行する場合はこんな感じで設定します。

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余談ですが、このスケジュールは Windows Server バックアップでスケジュールを設定した場合に更新されますので、スケジュールの設定を変更、例えばバックアップ対象を変えただけでもタスク スケジューラーの設定が戻りますのでその場合は再設定してあげる必要があります。

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Windows Server バックアップで共有保護ポイントの作成のタイムアウトを防ぐ

  • Windows Server 2008 R2 SP1 DataCenter (Windows Server 2008 系列であればどれも同じだと思います)
  • 【手順】
    1. スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」の入力欄に「regedit」と入力してレジストリエディタを起動する。
    2. 「コンピューターHKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREMicrosoftWindows NTCurrentVersionSPP」のフォルダを選択
    3. 「SPP」フォルダを右クリックして「新規」-「DWORD (32 ビット) 値」を選択
    4. 右のレジストリ一覧に DWORD が追加されるので名前を「CreateTimeout」に変更する
    5. 「CreateTimeout」をダブルクリックして編集を開始する
    6. 表記から「10 進数」をチェック (16進数でも構いませんが入力する値が大きいのでわかりにくいです)
    7. 値のデータにタイム時間を「ミリ秒(ms)」で入力する。たとえばタイムアウト時間を 10 分にしたい場合は「600000」と入力します。
    8. OKボタンを押して確定する
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