VBScript から ADO を使用して Oracle データベースに接続するサンプルプログラム

Option Explicit Dim objADO ' ADO オブジェクトを作成 Set objADO = CreateObject("ADODB.Connection") ' ADO を使い Oracle データベースを開きます ' $ConnectionString$ : 接続文字列 ' $UserName$ : ユーザー名 ' $Password$ : パスワード objADO.Open "Driver={Microsoft ODBC for Oracle}; CONNECTSTRING=$ConnectionString$; UID=$UserName$; PWD=$Password$;" ' ADO をクローズします objADO.Close Set objADO = Nothing msgbox "接続正常終了" ]]>

クライアントから Oracle データベースに接続するための事前設定 (クライアント側)

メモ書きです。

【環境】

  • Oracle 10g Release 2 データベース (別サーバーに存在)
  • クライアントに Oracle 10g Release 2 管理者ツール
  • Windows Vista (クライアント)
  • Windows Server 2003 (Oracle サーバー)

 

パターン1:Net Manager を使う方法

  1. スタートメニューから「Oracle - XXXXXX」「コンフィグレーションおよび移行ツール」「Net Manager」を選択して実行。(XXXXX はインストール時の名前)(ツールがない場合は必要なツールがインストールされていない)
  2. 「Oracle Netの構成」「ローカル」「サービス・ネーミング」を選択し、左にある「作成」ボタンをクリック
  3. ネット・サービス名を入力。(後で接続文字列に使用される)
  4. TCP/IPを選択
  5. データベースのあるホスト名(PC名)とポート番号(デフォルト1521)を入力
  6. サービス名を入力。(通常グローバル・データベース名)
  7. テストボタンをクリックし、ログイン変更ボタンをクリック。接続するためのユーザー名とパスワードを入力して接続できるかテストを行う。
  8. 完了をクリック。
  9. サービス・ネーミングのツリーに作成した接続名が追加されていることを確認し、Net Manager を閉じる。
  10. 保存確認ダイアログが表示されるので保存を行う。(ここまでしないと設定は反映されません)(ちなみにメニューに保存がありそうですが、クリックしてもメニューが展開されないので確認できず)(保存するとパス「%Oracle_Home%networkADMINtnsnames.ora」)ファイルが作成、または更新される)

 

パターン2:tnsnames.ora ファイルを直接書き換える方法

Net Manager を使うと「tnsnames.ora」ファイルが更新されますが、手動で書き換えることもできます。「tnsnames.ora」ファイルは以下のフォルダにあります。

  • %Oracle_Home%networkADMINtnsnames.ora

※特にフォルダを意識せずインストールした場合は「C:oracleproduct[Version][InstallName]networkADMINtnsnames.ora」です。

一つの接続設定ごとに以下のテキストが追加されています。($XXXXX$がパラメータなので適時置き換えてください。)

$ConnectionName$ =
  (DESCRIPTION =
    (ADDRESS_LIST =
      (ADDRESS = (PROTOCOL = $Protocol$)(HOST = $HostName$)(PORT = $PortNumber$))
    )
    (CONNECT_DATA =
      (SERVICE_NAME = $ServiceName$)
    )
  )
パラメータ名 説明
$ConnectionName$ 接続名。他システムで接続文字列に使用します。
$Protocol$ 通信プロトコル。通常は「TCP」
$HostName$ Oracle データベースのあるホスト名(PC名)
$PortNumber$ ポート番号。デフォルトでは「1521」
$ServiceName$ サービス名。SIDまたはグローバル・データベース名。
]]>