何気に役に立ちそうなのでメモ。
]]>タグ: 自動
SQL Server データベースの自動バックアップ
今まで SQL Server のデータベースのバックアップは SSIS や Windows タスクを使用したバックアップ SQL でやってたのですが、SQL Server Management Studio を使えば簡単にバックアップスケジュールを組めたんですね。
せっかくなのでその手順を簡単に書いておきます。
【環境】
- SQL Server 2008 R2
- Windows Server 2008 R2
【手順】
- SQL Server Management Studio を起動
- 対象データベースエンジンを開き、「管理」フォルダを展開
- 「メンテナンス プラン」を右クリックし、「新しい メンテナンス プラン」を選択
- 新しいメンテナンス プランで任意の名前を指定
- デザイン画面が表示されるので、ツールボックスから「データベースのバックアップ タスク」をデザイナー画面にドラッグ&ドロップ
- 配置したデータベースのバックアップ タスクをダブルクリック
- ダイアログが開くので、バックアップするデータベースの選択、バックアップファイルの出力先、追加、上書きなどを指定して OK をクリック。
- ビューの上にあるサブプランからカレンダーアイコンをクリック。
- ジョブ スケジュールのプロパティが開くので、バックアップを行うタイミングを任意に設定して OK をクリック
後は指定した時間に自動的にデータベースがバックアップされます。
ちなみにこのメンテナンスは内部では SQL Server エージェントのジョブを作成しており単にそれを実行しているので、ジョブを見てみると作成したバックアップ タスクが追加されていることがわかります。
]]>オンラインストレージ リアルタイムファイル同期サービス その2
前回4月に一度書いたのですが、クラウドが流行なせいか新しいオンラインストレージサービスが次々とでき、既存のサービスも改良されていったりととても速いスピードで変化していってます。
今回は新しい物も含めて比較表を書いてみたいと思います。とりあえず条件としては
- 無料枠
- ローカルフォルダとオンラインストレージ自動同期
- 制限がきつくないもの、使いにくいものは除外
であげてみたいと思います。(表が右で切れている場合もあるのでブラウザを拡大してください)
サービス名 |
SugarSync |
Windows Live Mesh 2011 |
Dropbox |
ZumoDrive |
Nドライブ |
KDrive |
ドライビー |
登録URL |
|||||||
無料登録のストレージ容量 |
5 GB : 初期容量 |
5 GB : 初期容量 |
2GB : 初期容量 |
1GB : 初期容量 |
30 GB : 初期容量 |
2 GB : 初期容量 |
3 GB : 初期容量 |
無料枠最大容量 |
無制限 |
5 GB |
約 20GB (時期により変動) |
7 GB |
30 GB |
10 GB |
3 GB |
有料登録のストレージ容量 |
30GB ~ 500GB |
なし |
50GB ~ 100GB |
10GB ~ 500GB |
なし |
30GB ~ 100GB |
なし |
同期フォルダ指定 |
・場所自由 |
・場所自由 |
・場所自由 |
・場所自由 |
・ドライブレターのみ |
・ドライブレターひとつ消費、または指定フォルダ1つのみ |
・ドライブレターのみ (WebDAV 使用) |
日本語対応 |
完全対応 |
完全対応 |
完全対応 |
完全対応 (初期表示は英語、一部日本語訳が変) |
完全対応 |
完全対応 |
完全対応 |
クライアント管理ツール |
あり |
あり (ただし、フォルダの一覧を表示、作成などの簡易ツール) |
設定ツール |
設定ツール |
設定ツール |
設定ツール |
なし |
Web 管理ツール |
あり |
あり (簡易機能)、SkyDrive と併用 |
あり |
あり |
あり |
あり |
あり |
制限 |
・最後のログインから3年でファイル削除 |
・90日間無アクセスでファイル自動削除(?) |
|||||
その他 |
・スマートフォン対応 |
・お気に入り, Office テンプレートの設定同期 |
・スマートフォン対応 |
・スマートフォン対応 |
・スマートフォン対応 |
・スマートフォン対応 |
・スマートフォン対応 |
オンラインストレージ リアルタイムファイル同期サービス
2011年3月11日の東日本大震災のようにパソコンや HDD がすべて津波で流されたなど、いくらローカルでバックアップ体制をとっていてもデータが損失してしまう事態が起こる可能性がでることが否定できない状態になっています。これを機会にデータをオンラインのデータセンターなどにバックアップしておきたいという需要が震災前よりも出てきたのではないかと思います。
とまあ一応前置きとして震災のことについて書きましたが、それ以外の意味合いでも複数のPCでのファイル自動同期はかなり便利なのでこれらのオンラインサービスはどんどん普及すると思います。
2,3年前ぐらいは「Dorpbox」がこのサービスで有名になり持てはやされていましたが、今となっては他にもいろいろなオンラインストレージサービスが立ち上がってきたため、今まで優位に立っていた Dropbox も容量や日本語対応などいくつかの部分で他のサイトよりも若干遅れをとっている状態になったようにも思えます。
そこで今存在するファイル同期オンラインサービスからいくつか試したものがあるので簡単に比較表を載せたいと思います。あまり詳しくまでは調べていないので Windows 限定であることと、日本人なので日本語に対応しているサイトについて載せています。また、1GB など容量が小さいものも省いています。
サービス名 |
SugerSync |
Windows Live (Mesh) |
Dropbox |
4shared |
ZumoDrive |
登録 URL | 登録 URL | 登録 URL | 登録 URL | 登録 URL | 登録 URL |
無料登録のストレージ容量 | 5 GB | 5 GB | 2 GB | 10 GB | 1GB ~ 2GB (いくつか手順を踏むことによって 2GB になる) |
有料登録のストレージ容量 | 30GB ~ 500GB | なし | 50GB ~ 100GB | 100GB | 10GB ~ 500GB |
フォルダ指定 |
|
|
|
|
|
日本語対応 | 完全対応 | 完全対応 | 未対応 | 対応 (Web は一部英語) | 完全対応 (初期表示は英語、一部日本語訳が変) |
クライアント管理ツール | あり | あり (ただし、フォルダの一覧を表示、作成などの簡易ツール) | 設定ツール | あり | 設定ツール |
Web 管理ツール | あり | あり (簡易)、SkyDrive と併用 | あり | あり | あり |
その他 |
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私感 | インターフェースとかわかりやすい感じがします。 無料ストレージ枠も大きいのでおすすめかも。 |
管理インターフェースは簡易的なものしかありませんが、 ファイルをフォルダに入れれば自動的に同期されるのであまり問題なし。 それよりもファイルサイズ無制限で PC 間同期の方が魅力。 |
同期パフォーマンスがいい。 ただしでかいファイルを同期すると CPU 処理を一時的に持って行かれることも。 使用事例は多い。 |
Web やクライアントのインターフェースがわかりにくいかも。 容量が大きいのは魅力なのですが…。 |
以前は 1GB のみで Z ドライブにしか同期できない、 必要なときにしかファイルがダウンロードされないなどがありましたが、 今は他のサービスに引けを取らないぐらいになりました。 |
私の場合、いままではストレージの同期として Dropbox のみを使っていて、PC 間のファイル同期としてはファイルサイズ制限のない Windows Live Mesh を使っていました。Windows Live Mesh の P2P によるファイル同期は PC が 立ち上がってないと同期されないので古いファイルが混在する可能性があるのですが、ひとつ同期用サーバーとして常時立ち上げていれば、ファイル数、ファイルサイズに制限がないファイル同期ができるので今でも主力で使っています。
ひとつひとつのオンラインサービスだと上限 5GB ほどなので足りないように思えるかもしれませんが、複数のサービスで登録すれば数十GBぐらいにはなるかと思います。ただ、ファイルがいろんな場所に点在する可能性があるので、1か所にまとめたいのであれば有料版の使用も考えてもいいかもしれません。まあ Windows Live Mesh のときのようにひとつファイル同期サーバー作ってしまえば無料版だけでもファイルを1か所にまとめることもできたりしますが(^^)
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