WordPress の Tips を公開しました

前のブログにも書いていましたが WordPress のバージョンアップをいろいろやってた中で記事としてまとめられそうなものが1つあったので Tips として公開しました。

PHP のバージョンアップや MySQL のバージョンアップなどもありましたが、調べれば他のサイトでも載っているようなことなので省いています。まあ単純にいろいろ手探りすぎすぎて確証がなかっただけなのですが。それらについては前のブログを見てください。

ASP.NET Core Tips に asp-append-version 関連の Tips を追加しました

以下の3つを追加しました。

実のところ、本来 Tips としてあげたかったのが3つ目の「wwwroot フォルダにある静的ファイル以外にも asp-append-version を適用する」だったのですが、この Tips を書く前の前置き説明みたいな Tips も必要かなーと思い、前2つの Tips も書いてみました。

wwwroot フォルダ以外に静的ファイルを置いて asp-append-version 属性を設定してみたけどなんか動かないなーって調べてみて対応しました、という内容です。

ASP.NET Core 3.1 ベースですが、Razor ページ, MVC どちらでも動くはずです。

HTTP経由でキューブにアクセスする方法

ネットワークが特殊な環境で2383ポートが使用できず、80(または443)ポートが使用可能な場合、HTTP経由でキューブにアクセスする方法があります。

詳しくは公式サイトに載っていますので手順通りに設定すれば問題ないかと思います。

※SQL Server 2012 へのリンクページですが、デフォルトのページが一部英語であったため、すべて日本語になっている上記のリンクに飛ばしています。

 

上記のリンク先の説明で気をつける点があります。

まず「msmdpump.dll」「msmdpump.ini」「Resources」の配置先が「C:inetpubwwwrootolap」と「C:inetpubwwwrootolapisapi」の2パターンが書いてありますが、isapiフォルダはなくても問題ありません。接続先のURLを短くしたいのであれば olap フォルダの直下に上記の3つを入れてしまった方がいいでしょう。

もう一点「msmdpump.ini」ファイル内の「ServerName」のサーバー名は「IISから見たキューブ(Anarysis Services)があるサーバーの名前」です。ですので、IISとキューブが同じサーバーにある場合はそのまま「localhost」で問題ありません。勘違いして外から見たIISサーバー名を指定するとつながらなくなってしまう場合があります。私はこれで結構はまってしまいました。

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ドメイン間ポリシーファイルの配置場所

Silverlight や Flash などのアプリケーションが提供されたドメインと異なる URL の Web サービスを使用するには「ドメイン間ポリシーファイル」が「Web サービス側」に配置されている必要があります。(Silverlightドメイン間ポリシー(clientaccesspolicy.xml)や Flashドメイン間ポリシー(crossdomain.xml))

イントラネットワーク内のサイトで提供している Web サービスでも同様でドメイン間ポリシーファイルを配置する必要がありますが、配置する場所は必ずホスト名直下の URL で取得できる位置に配置する必要があります。(例:http://<サーバー名>/clientaccesspolicy.xml など)

IIS などで同じポートで複数のアプリケーションを配置するために Default Web Site の下にアプリケーションを作成する場合があると思いますが、その場合も個々のアプリケーションごとにドメイン間ポリシーファイルを配置するのではなく、Default Web Site が使用している物理フォルダ (デフォルト「C:inetpubwwwroot」)に配置する必要があります。

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IISにASP.NETアプリケーションのインポートメニューを追加する

【環境】

  • Windows Server 2008 R2 SP1
  • IIS 7.5

【内容】

ASP.NETアプリケーションをIISに配置する際にIISの「アプリケーションのインポート」を使えば余計なファイルをコピーせずに配置できるのですが、既定ではこのメニューはついていなかったんですね。

「アプリケーションのインポート」その他展開メニューを追加するには「Web配置ツール」をインストールする必要があります。Web配置ツールは以下のリンク先からダウンロードできます。また、Web PI からもインストールすることもできます。

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DCOM を使用して Excel を実行する際の実行ユーザーアカウントを強制的に変更する

【概要】

通常 DCOM を使用して Excel オブジェクトを扱った場合、Excel の実行権限はプログラムを実行したユーザーの権限になります。Administrators で実行した場合は Administrators、Users 権限であれば Users, IIS から起動した場合は IIS ユーザー(IIS のバージョンや設定によって名前が変わるので IIS ユーザーとします)となります。

しかし、プログラムの実行ユーザーによって権限がないために本来使用したい機能があったとしても使用できずにエラーになってしまう場合があります。そういう場合は DCOM の実行権限を強制的に特定のユーザーの権限にしてしまう方法があります。

ただし、一般ユーザーであるにもかかわらず Administrators 権限で実行させることもできてしまいますので、セキュリティ観点で十分に注意する必要があります。

【手順】

  1. スタートメニューのプログラムとファイルの検索入力で「dcomcnfg」と入力して「dcomcnfg.exe」を実行
  2. 「コンポーネント サービス」⇒「コンピューター」⇒「マイ コンピューター」⇒「DCOMの構成」を展開し、「Microsoft Excel Application」を右クリックし、「プロパティ」を選択
  3. プロパティが開いたら「ID」タブを選択し、ユーザーから「このユーザー」を選択、実行したときに与える権限を持つユーザーとパスワードを入力
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IIS 実行ユーザーで DCOM を使用して Excel を扱う方法 (Windows Server 2008, 2008 R2)

Windows Server 2008 や Windows Server 2008 R2 で ASP.NET プログラムから DCOM を使用して Excel を扱おうとしてもエラーがでて Excel を扱うことができません。これは IIS 実行ユーザーが Excel を使用するために必要なフォルダが Windows Server 2008, 2008 R2 に存在しないために発生する問題です。

IIS の実行ユーザーに依存するので、ASP.NET から直接 Excel を扱う場合や、ASP.NET から起動したプログラム(exe, bat, vbs 等)すべてに影響します。ちなみに Windows Server 2003, 2003 R2 ではフォルダが存在するためこの問題は発生しません。

 

この問題を回避するためには以下の箇所にフォルダを作成する必要があります。

 

[Windows Server が 32bit の場合] 、または [Windows Server が 64bit かつ Office が 64bit の場合]

  • C:WindowsSystem32configsystemprofileDesktop

Windows Server が 64bit かつ Office が 32bit の場合

  • C:WindowsSysWOW64configsystemprofileDesktop
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