Windows Virtual PC に Windows 7 (x86) SP1 をインストールしようとすると CD/DVD ドライブのドライバが見つからなくてインストールできない

メモです。

エラーと発生する環境

Windows 7 のインストーラーイメージ(iso)を Virtual CloneDrive の仮想ドライブにマウントしてインストールすると、CD/DVD ドライブのドライバが見つからないと表示され先に進めないようです。

ホストOS Windows 7 SP1 (x64)
ゲストOS Windows 7 SP1 (x86)
インストーラー媒体 ISO (仮想ドライブにマウント)
仮想CD/DVDドライブ Virtual CloneDrive 5.4.3.2

 

対処法

iso ファイルを仮想ドライブにマウントするのではなく、Windows Vritual PC の CD ドライブの設定で直接 iso ファイルをマウントできる機能があるので、そこからインストールすることが可能です。

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OLEDB を使用して Excel ファイル(2007形式)のデータを読み込むための前準備

メモ書きです。プログラム側については探すといくつか出てくるので、ここではその前準備について書いています。(2011/10時点)

 

OLEDB を使用して 2007 形式の Excel ファイルを読み込むにはコンポーネントをインストールする必要があります。Office や Visual Studio をインストールしてもコンポーネントはインストールされないので個別にインストールする必要があります。

コンポーネントは下記のいずれかをインストールします。

2007 バージョンと 2010 バージョンはどちらをインストールしても大丈夫です。バージョンの違いによってプログラムが変わることはありません。

ただし、32bit と 64bit では以下のような違いがあります。

OS が 32bit 版の場合

2007 (32bit)、2010 (32bit) のいずれかのみインストールできます。

OS が 64bit 版の場合

どのコンポーネントもインストール可能です。ただし、プログラムで使用する際は注意する事項があります。(後程記載)

2007 Office がインストールされている場合

すべてインストールできます。

Office 2010 32bit がインストールされている場合

2010 の 64bit 版のコンポーネントはインストールできません。

Office 2010 64bit がインストールされている場合

2010 の 32bit 版のコンポーネントはインストールできません。ただし、2007 32bit 版のコンポーネントはインストールできます。

データ接続コンポーネント 32bit 版がインストールされている場合

64bit 版のコンポーネントはインストールできません。

データ接続コンポーネント 64bit 版がインストールされている場合

32bit 版のコンポーネントはインストールできません。(実は 2007 のコンポーネントをインストールする際、2010 の存在チェックを行っていないため、2010 64bit ⇒ 2007 32bit の順番でインストールすることは可能です。ただし、正常な動作をしてくれる保証はありません。)

 

64bit OS 環境で OLEDB を使用する際の注意点

上記の理由により 32bit 版と 64bit 版のデータ接続コンポーネントを同時にインストールすることはできません。作成したアプリケーションを起動した際、そのアプリケーションが 32bit なのか 64bit なのかで使用されるデータ接続コンポーネントの bit(32 or 64) が決定されるので注意が必要です。

例えば Office 2010 64bit をインストール済みの場合、データ接続コンポーネントのバージョンは必然的に 2010 64bit 版になります(2007 は除く)。Visual Studio 2010 SP1 で作成するアプリケーションはデフォルトで x86 になっているので、そのまま OLEDB を使用するアプリケーションを作成しても実行時にコンポーネントが存在しないというエラーが発生します。

また、他のアプリケーションの拡張コンポーネントとしてプログラムを作成する際、その対象アプリケーションの bit に依存する点も注意する必要があります。例えば Visual Studio 2010 の拡張プログラムを作成する際、Visual Studio 2010 は 32bit 版しか提供されていないので、作成した拡張コンポーネントは必然的に 32bit モードで動作します。

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SQL Server 2008 インストール時に「サービス´SQLBrowser´の開始要求に失敗しました。」と表示されてインストールに失敗する場合の対処法

■環境

  • Windows Server 2003 R2 Standard SP2
  • SQL Server 2008 Standard

■エラー内容

SQL Server のインストール設定を行い、インストールを開始しようとすると「サービス´SQLBrowser´の開始要求に失敗しました。」とエラーが表示されてインストールが中断される。

■原因

「MSXML 6 Service Pack 2 (KB973686)」がすでに Windows にインストールされている状態で SQL Server 2008 をインストールしようとすると、古い MSXML 6 をインストールしようとして失敗する。

■対処法

SQL Server 2008 をインストールする前にあらかじめ MSXML 6 SP2 をアンインストールしておき、SQL Server 2008 をインストールする。SQL Server インストール後、Windows Update 等で MSXML 6 SP2 をインストールする。

もし、SQL Server 2008 をインストールしようとして失敗している場合は、先に SQL Server の各コンポーネントをアンインストールしてから MSXML 6 SP2 をアンインストール。その後 SQL Server 2008 をインストールして対処する。

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ExpressWeb 上にインストールした WordPress の自動インストール手順

メモです。

ExpressWeb に WordPress をインストール後、自動アップデートしようとしてもエラーになります。これはフォルダに書き込み権限がないためです。

●アップデート手順

  1. ExpressWebのコントロールパネルにログイン
  2. ファイルマネージャーを開き、WordPress をインストールしたフォルダまで移動 (インストールフォルダの仲間で入らない)
  3. インストールフォルダの右にある灰色の南京錠マークをクリック
  4. ドメイン名の行にある「変更」にチェックを入れてアクセス権を変更する
  5. WordPress ダッシュボードから自動インストールを行う
  6. インストールが完了したらアクセス権の「変更」を解除する
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Office は 32bit 版と 64bit 版を混在してインストールすることができない

今テスト環境を構築するために Windows Server 2008 R2 に Office をありったけ入れていたのですが、Office 2010 の 64bit 版をインストールしようとしたら下のようなエラーが出てしまいました。

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旧バージョンが 32bit 版しかないので途中から 64bit 版入れることができないんですね。

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